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ヨーロッパツアー   アドリア海クルーズとダルマチアの美しい街

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アドリア海沿岸クルーズ、バルカン半島西海岸の中世の街々を行く、トリエステからスプリット、ドブロヴニク、コトルまで美しい海岸景勝と世界遺産をクルーズでゆっくりご堪能
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小回りの利くカジュアル船『アリオン号』で堪能するアドリア海の海難景勝

海からアプローチしたい風光明媚なダルマツィア地方

         

近年、欧州で最も人気のある観光地となったクロアチアは、海あり山ありの風光明媚な国ですが、やはり最大の魅力はアドリア海でしょうか。イタリア側には島はほとんどなく面白みに欠かますが、クロアチア側の海岸線は複雑に入り組んで1200もの島々が浮かび、美しいリゾート地として賑わっています。海の色は地中海よりも鮮やかな青で、ゴミのない綺麗なビーチが際立ちます。沿岸の旧市街のほとんどは海に向かって開かれているため、陸からのアクセスより海から見るその光景の方が遥かに美しく、背後に迫る山と街並みは俄然迫力があります。

『アリオン号』の利点

アドリア海を航行するクルーズ船は数多くありますが、その中でも今回利用する『アリオン号』は、クロアチアを中心としたダルマツィア地方のアドリア海の観光名所を網羅しつつ、モンテネグロの狭い湾へも入って行くことができる理想的な船です。穏やかな海上では船の揺れは全く気にならず、派手なエンターテイメントもないのでゆっくりと海や陸地を見ながら移動するという贅沢な時間が存分に楽しめるという点も魅力です。

さて、旅はイタリアの東の果てトリエステから始まります。町の中心の統一広場やその周辺にはハプスブルク時代に築かれたオーストリア風の豪奢な建物が建ち並び、お洒落な町という印象を与えています。そこからスロベニア唯一の港湾都市コーペルへと向かい、いよいよ『アリオン号』に乗船します。

まずは、バルカンの先住民イリュリア人の本拠地として栄えたザダールに寄港し、クロアチア一の景勝地で世界遺産に登録されているプリトヴィツェ国立公園を訪れます。園内にある滝によって結ばれた16の湖は、思わずうっとりしてしまうほどのエメラルドグリーンに輝き、木漏れ日の中に続く木道を歩きながら美しい湖の色が堪能できます。

次の寄港地プローチェからは国境を越えてボスニア・ヘルツェゴヴィナのモスタルを訪れます。ネレトヴァ川にかかる太鼓橋スタリ・モストは、ムスリムとクロアチア人の激戦で破壊されましたが、5年前に復元された民族平和の象徴です。オスマン・トルコ時代が長いボスニアにはイスラム教徒が多く、モスクの多い旧市街はエキゾチックです。

マルコ・ポーロの生家があるコルチュラ島に寄港した日は、船のディナーをキャンセルして、島の海鮮レストランでアドリア海の海老やムール貝など海の幸に舌鼓を打ってみてはいかがでしょう。船への帰り道に真っ赤に染まる大きな夕日のあまりに美しさに感動されることでしょう。

続いてモンテネグロの細長いフィヨルドの最深部に位置する古い町コトルへ向かいます。朝、フィヨルドに入って暫く進むと正教会とカトリック教会が建つ2つの島が見えてきます。鏡のような静かな海と白い朝靄の中に浮かび上がる光景は、シャッターを切るのも忘れてしまうほどに幻想的です。コトルでは背後の山に築かれた要塞まで汗を掻きながら登って、入り組んだフィヨルドと旧市街の絶景を楽しみましょう。 

そして、船はアルバニアのデュレスで折り返し、再びアドリア海を北上しますが、旅の後半に深い印象を残すのは、やはり強い海洋都市国家として繁栄を誇ったドブロヴニクとローマ皇帝ディオクレティアヌスが引退後に建てた宮殿のあるスプリットです。赤い屋根と堅固な城壁に囲まれた旧市街や碁盤の目のように交差する通りなどはアドリア海沿岸各地で見られる典型的なものですが、特に、ドブロヴニクの旧市街は城壁の上から眺めたり、高台から遠望したりしても文句のつけどころがない美しさです。

今回のクルーズで訪れる観光地のほとんどは世界遺産に登録されている名所で、毎日がハイライトですし、小回りの利くカジュアル船で海から迫るダルマツィア地方の美しい沿岸は、いつまでも心に残ることでしょう。

 





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