ブータン基本情報
■正式名称:ブータン王国
■政体:立憲君主制
■元首:ジグメ・ケサル・ナムギャル・ワンチュク国王(5代目)
■面積:38,394平方キロメートル(九州位)
■人口:約68万人(2009年)
■首都:ティンプー
■言語:ゾンカ語(公用語)、英語
■宗教:チベット仏教(国教)、他ヒンドゥなど
■民族:チベット系(約80%)、ネパール系(約20%)、少数民族
<先住民ツァンラの住む東ブータンと伝統工芸>
ブータンには、主に3つの異なる民族が共存しています。空の玄関パロや首都ティンプーがある西部に住むンガロンパは、9世紀頃チベットから移民して来たと言われています。これに対し、東部に住むツァンラは元来、ブータンの先住民であると考えられています。そして南部に住むローツァンパは、19世紀以降ネパールから移民して来た人々で、ネパール語を話します。この他、少数民族として山岳民族ラヤ、東部のインド国境近くに住む遊牧民ブロクパなどが知られています。ブータンの伝統工芸として有名な織物に加え、漆塗りや竹細工も実は東ブータンが生産地です。とりわけ、クルテ地方(現在のルンツェ県)の縫取り織り“キシュタラ”やタシガン近郊ラディ村のブラ(野生蚕)を利用した織りは必見です。